アトムカンパニー ブログ

新建築7月号に掲載されました

新建築7月号にDexwood壁板が採用された物件が掲載されました。

 

 

Dexwoodとは木材を高温乾燥処理して木材の内部まで炭化させて木材のデメリットであった狂う、腐れる、縮むと言う欠点を

最小限に抑え込んだ環境配慮型炭化処理木材です。

今回の現場では12x90mmの本実加工されたDexwoodの壁板を内装壁面に全面採用頂きました。

 

採用のポイントは着色ではなく木材を炭化した素材その物の濃淡な色調とその寸法安定性でした。

Dexwoodは用途によって使用する樹種が色々あってフローリング、外部用 ウッドデッキ、ガーデン家具等の強度が必要とされる場合は東南アジア産のメルパウ材、壁板、天井板、軒天、建具等の用途には比較的比重の軽いアメリカ産イエローポプラを炭化処理して使用します。

木材でダークな色調が自然な色合いで出せる樹種は大変貴重で高価な樹種が多くて、どうしても着色塗装で対応するケースが多いのが実情です。

 

 

 

Dexwoodはそんな要求に答えられる新素材です。木は使い込んでこそその価値が出てくると言われています。経年変化で気の艶と風合いが出てきて生活空間に溶け込んでゆくのが天然素材の良さです。10年後この素敵な家が家族の生長と共にどの様に変化するのか今から大変楽しみです。